VirtualBoxでWindows10の仮想環境を作成する
「VirtualBox Windows 10 Enterprise」は使用期限がありますが無料で使えるWindows10の仮想マシンです。ダウンロードからイントールまでを画像付きで詳しく説明します。
VirtualBoxについては、以前書いた記事 VirtualBoxのインストール を参照して下さい。
ファイルをダウンロードする
https://developer.microsoft.com/ja-jp/windows/downloads/virtual-machines/
「Windows 10 Enterprise – 20 GB のダウンロード」の下から「VirtualBox」をクリック。
20GBと書いてありましたが、実際は 16GBくらいです。
それでも結構大きいファイルですね。
ダウンロードされたZIPファイルを解凍すると、下記のようなファイルが出てきます。
セットアップ
これをクリックすると自動で、VirtualBox が起動してインストールが始まります。
「インポート」をクリック。
【注意】後で変更が出来ないので、メモリを増やしたい方は「RAM」の項目の2048MBという所をクリックして変更して下さい。
インポートが始まります。
表示時間は長いですが10~15分ほどで終わります。
インストールが終了しました。
Windows10を日本語化する
起動してみるとわかりますが英語版のWindows10になっています。このままでも、ちょっと不便なだけで使えますが日本語に変えようと思います。
デスクトップ画面の左下にあるウインドウズマークを右クリックします。
その中の項目で、「Settings」を選択して下記の画面を表示します。
時計や字と書いてあるアイコン「Time&Language」をクリック。
左側のメニューの中「Language」を選択。
+のアイコン「Add a preferred language」をクリック。
日本語を選択してWクリック。
一番上の「Set as my display language」にチェックが入っていない時は、入れて下さい。日本語訳は「自分のWindowsの表示言語として設定する」です。
「Install」をクリック。
こんな文字が表示される時もあります。
「please wait while the language finishes installing. this could take a few minutes.」
日本語訳は、「言語のインストールが完了するまでお待ちください。これには数分かかる場合があります。」です。
インストール後に自動で再起動が始まります。自動で再起動しない場合は手動で行って下さい。再起動や再ログイン後に表示言語が変更されます。
自分の場合は設定でメモリが少なかったからなのか、再起動が始まるまで20分ほどかかりました。
有効期限切れの後
仮想マシンのパッケージが有効期限切れになると使えなくなります。そこで続けて使用したい場合は、一度削除したあとに新しくダウンロードし直したパッケージを入れ直せば使えるようになります。
右クリックで表示された「除去」をクリック。
「すべてのファイルの削除」をクリック
VirtualBox が自動で終了します。
再度、起動してみるとパッケージが消えています。
この状態で、新しくダウンロードしたパッケージをインストールし直せば、また期限が延びて使えるようになります。
ここまで手順を繰り返すことになります。
ごくたまにアプリケーションが壊れて下記のようなエラーメッセージが出ることもありました。
直す方法を調べようとしましたが、削除して再インストールしたほうが早かったので、そのほうが良いと思います。